家での練習について

私は講師として自分の生徒に
「1日30分、毎日欠かさず練習してきなさい!」
なんて言うことはありません。

なので(?)「家で練習をあまりしていないんだろうな〜」という生徒さんも見受けられます。

じゃあ、「練習しなくて良いのか?」と聞かれれば、NoでありYes。
私は単純に、「練習は強制するものではない」という信念を持っているだけです。

レッスン以外でドラムの練習をすれば上達しますし、しなければ「する場合」と比べて上達は遥かに遅くなります
もちろんレッスンだけでも上達しないことはありませんが、やっぱりレッスンで学んだこと・新しいフレーズを家で復習することがとても大切になります。

 

私は昔、ピアノを習っていたときに、「毎日何分練習したかを記録し(目標は1日50分)、毎週のレッスンで先生に見せる」ということを先生の指示でやっていました。

その先生は、私の人生に影響を与えた(人として尊敬できる)恩師ではありますが、正直その記録制度は、ピアノを好きになれない要因の一つでもありました。
(ちなみに、その先生の教育方針に反対する気は全くありません。そのピアノ教室は私のような趣味の人間に対しても教えてくれてはいましたが、どちらかというと「音大入学を目的」とする教室だったのです。
であれば、先生が「上達するための最善策」を生徒に課すのは当然です。
何度も言いますが、家での練習は上達するためにとても大切です。これはどんなに天才プレイヤーであったとしても事実に変わりはありません。)

 

それに比べ、私は「ドラム(音楽)を楽しんでほしい」という気持ちで教室を運営しています。
誰かに「練習しろ」と言われて演奏するドラムなんて楽しいことではありません。

テレビゲーム(やその他趣味)も一緒だと思います。
ハマって、親の反対を押し切り、ゲームに没頭するのはとても楽しいです。
しかし、いくらゲームが好きだとしても練習として強制されてしまえば、きっと面白くないはずです。

であれば、今は自発的に練習しなかったとしても、先ほど例に出したテレビゲームのように自発的に家でドラムスティックを握る(=結果として練習になっている)のを待とうと思っていますし、そのようになるために毎回のレッスンでドラムを嫌いにならないためになるべく楽しくレッスンをすることを心がけております。

嫌になって辞めてしまえばそこで終了ですが、続けている限り未来はあります。

 

こんな考えで「時に身を任せる」のもいいとは思いますが、(嫌々であっても)練習をすることにより上達することの喜びを知れることも大いにあると思います。
私も学生の頃は勉強の楽しみなんて全然知らなかったですが、大人になった今は「自ら本を読んだりして新しい知識を取り入れることはなんて素晴らしいんだ!!」と思えるようになりました。

なので最近は完全に生徒に任せるのではなく、ほんの少しだけ背中を押すようにしています。なかなか難しい問題ですが、、、日々精進です!

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