これであなたもルーディメンツマスター!?【ポイント解説】

皆さんこんにちは!
ドラム教室dolce 講師の中村です!

打楽器奏者が上達するために通る道の中に「ルーディメンツ」というものがあります。
ドラムでいう「ルーディメンツ」とは「国際ドラムルーディメンツ」のことを指し、スネアドラム基礎奏法40個のパッケージのことをいいます。

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今回はドラムの上達に完全に役立つ、ルーディメンツの練習のコツをご紹介します。
この記事を読めば、日々、どのようにルーディメンツと向き合えばいいのか、どのように練習すればいいのかがわかります!

目次

まず初めに心がけること

一番大切なのは、正しいフォームを作ることです。

「こんなの余裕!」と思ったとしても、ゆっくりなテンポで美しいフォームを固めてください。

また、アクセント(>)が出現するパターンでは、全ての音符に対して、「タップ」「フル」「アップ」「ダウン」のストロークを意図して使えているか確認しましょう(タップストロークが大きな音量になっていないか?は特に注意してみてください)。

この音符は、タップストローク?

それともアップストローク?

いままでルーディメンツにトライしたことがある人も、この機会にガクッとテンポを落として、改めて自分のフォームを見直してみましょう!
YouTubeのプロの叩き方を真似するのもおすすめ!!

BPMを一気に上げない

ゆっくりなテンポを攻略したら、すぐに高速で練習をしてしまう人がとても多いですが、それは絶対にNGです。
そんなことをしてしまうと、確実にフォームが変わります。(=最初の努力が水の泡!)

地道ですが、私のおすすめは、BPMを1ずつ上げて練習すること。
しかも、「プラス1。。。よし、出来た!じゃあまたプラス1。。。」
と、数秒で判断するのではなく、1日プラス1を目標にするくらいで挑戦してみてください。

BPM+1というのはほとんど体感できないものなので退屈に思えるかもしれません。
しかし、その「ほとんど実感できない」というのがとても大切で、昨日より速いテンポができているにも関わらずも体は何も感じない = フォームが崩れていない ということになります。

その、一見退屈な練習を10日続けてみたらどうでしょう?
BPMプラス10です。
BPMプラス10なんて相当大きいです。

注意点

最初のうちは、「ほとんど実感できない」が続き、すんなりテンポアップができる日々が続くと思いますが、途中で「1の壁」を感じる時が必ずきます。(365日繰り返したらBPMプラス365で演奏できるなんてことはないですからね…。)
そんな時は、違和感がないと思えるまで速度を上げないでください。
なんなら、後退しても大丈夫です。

焦らず挑戦しよう!

おすすめの練習ツール

以上が練習する際のポイントでしたが、私はBPMの管理をエクセルで行なっていました(笑)

大袈裟に思えるかもしれませんが、一般的なルーディメンツ(国際ドラムルーディメンツ)は40個もあるので、記憶力だけではどうにもなりませんし、数値は日々更新されるので紙での管理もなかなか難しいです。

そこでおすすめなのがこちらのスマホアプリ!!!


ルーディメンツトレーナー

ルーディメンツトレーナー

このアプリはシンプルながらもルーディメンツの上達に最適です。
早速、このアプリの特徴を紹介していきます。

BPMが保存できる

このアプリ最大の特徴は、BPMの保存です。
私が日々、一番苦戦していた部分です。

画面の左下がBPMのコントロールエリアですが、ここで設定した最後の数値が自動的に端末に記録されます。
そして、次の練習の際にはこの数値が自動的に設定されます。

これでエクセル管理(そんな人ほとんどいないとは思いますがw)が不要になります!!

音色が確認できる

アプリということもあり、もちろん楽譜を見るだけではなく、音色を確認することもできます。
しかも、右手と左手で音色は分かれており、フラム・ドラッグ、アクセントの音符では強弱の変化もあります。

ルーディメンツは後半になると楽譜が読める方であっても読解に困難な複雑なフレーズが出現します。
そんな方でも、耳から理解することができるので、練習に役立つでしょう!

まとめ

ドラムに限らず、技術は突然身につくものではありません。
小さな難易度から1段ずつ成長を重ねていくと、気づいた頃には以前とは見違えるスキルが身に付いているものです。

便利なツールもあるので、ぜひこの機会にルーディメンツにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
日々の努力が必ず結果につながります!!

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