こんにちは、ドラム教室dolce 講師の中村です!
ドラムという楽器は、他の楽器と比べても家での練習方法に悩みますよね。
私が学生の頃までは、【練習パッド+スタジオ通い】が一般的でした。
しかし、現代は電子ドラムで練習するという選択肢も考えて良いと思います。
そこで今日は、家での練習にオススメの電子ドラムをご紹介させていただきます。
メーカーはどれ?
メーカーは電子ドラム世界シェア1位のRolandがオススメです。
今まで色々叩き比べましたが、Rolandは音、センサー、打感のどれを取っても素晴らしい作りになっています。Rolandにしておけば間違いありません。
電子ドラムの譲れない部分
これからお伝えする2つの電子ドラムのスペックはとても大切です。
これらを満たさない電子ドラムは練習用として買ってはダメです。
バスドラム部分
バスドラムについてですが、下の写真のようなペダルの商品は練習には適さないので絶対に手を出してはいけません。
必ず、下の画像のように生ドラムと同じペダルを装着できるものを選択しましょう。
ビーターの振りやスプリングの感覚を掴むことがとても大切です。
ハイハット部分
ハイハットに関してもバスドラムと同じです。
下の写真のように、叩く部分と連動しないものは買うべきではありません。
足を動かすとハイハットの上部が上下するものを必ず選択してください。
上下する感覚と締まる感覚を掴むことがとても大切です。
あれば良い部分
これからお伝えする2つに関しては「あれば良い」という部分です。
上手くなるならないには大きく影響しないでしょう(モチベーションは別として)。
シンバルの枚数
ほとんどの音楽スタジオに置いてあるドラムセットは
- クラッシュシンバル…2枚
- ライドシンバル…1枚
の合計3枚でしょう(ハイハットを除く)。
シンバルがデフォルトでは2枚しかついていない商品がありますが、3枚あった方が実際に演奏する環境と練習する環境は同じ方が手順などの練習にはいいでしょう。
メッシュヘッド
シンバル以外のスティックで叩く部分はラバー素材とメッシュ素材に分かれます。
消音性能と叩き心地はメッシュ素材に軍配が上がります。
条件を満たす電子ドラムはコレ!
今までの事柄から、発売されているRolandの電子ドラムをスクリーニングするとこちらの6機種が残りました。
- TD-17KVX
- TD-25KV
- TD-25KVX
- TD-50K
- TD-50KV
- TD-50KVX
その中でも私の一番オススメはこちら!
6機種からこちらを選択した理由は値段です。
こちら以外の5機種は正直値段が高いです。。
少し前までは、TD-17シリーズがありませんでしたので「安いが練習に使えないもの」もしくは「練習に使えるが高いもの」しかなく、電子ドラムで練習するという選択肢がありませんでした。
しかし、この機種は値段と内容のバランスがとてもいいです。
私は教室運営というビジネスをしているのでTD-50Kを導入しておりますが、家で自分が上達するだけに練習するのであればTD-17KVXは十分すぎるモデルでしょう。
最適なオプション品
現時点のサウンドハウスで売られているセット商品はあまり良くないのであまりお勧めしません。
私が初心者の方にオススメなオプション品をセレクトしましたので是非参考にしてください。
- 本体:TD-17KVX
- 椅子:D-1000N
- マット:TDM-20
- キックペダル:P-2050C
- ヘッドホン:MDR-CD900ST
- スティック:VIC FIRTH/5A
まとめ
最初にもお伝えした通り、「練習パッド+スタジオ通い」でも十分上達できます。
しかし、面白くなかったり(地道)、億劫だったりしてモチベーションが上がりません。
安くて使える電子ドラムが出現しました。検討してみてはいかがでしょうか?
私は最近になって電子ドラムがある環境になりましたが、いつでも楽しく家で練習できるというのは最高です。