一瞬でドラムの音をレベルアップする方法。
それは…。
太鼓の真ん中を叩く!
です。

そんなことか…。
と思うかもしれませんが、、
しかし、そこのドラマーのあなた!!

自信持って太鼓の中央を叩けていると言えますか?
やること自体は簡単なんですが、意外と常に意識して真ん中を叩き続けることって結構大変なのです。
私も苦労しましたし、私の生徒さんでも気づいたら忘れてしまっている人が非常に多いです。
真ん中を叩くことの重要性
ほとんどの場合、スネアとタムの太鼓類は真ん中を叩いておけば間違いないでしょう。
(チューニングやスネアによってはド真ん中から少しだけ外した方がいい音が鳴るという例外もなくはないですが、それは深い話になってしまうので割愛します。)
ゴーストや音を抑えたいときなど、あえて少し外側を叩いたりする場面もありますが、普段真ん中を叩いているからこその外側の音色であって、やっぱり主役は真ん中の音色でしょう。
スティックの振りにて音色を改善するのは相当の練習が必要です。
しかし、真ん中を叩くことは、音色を良くするために即効性のある方法なのです。
こんなに短期間で大幅なレベルアップができることは「真ん中を叩く」以外に存在しない技(?)だと思っていて、私が今回初回プチレッスンにこの話をテーマにした理由でもあります。
しかし、現在真ん中を叩けていないならば、一瞬であなたのドラミングのレベルアップが可能。
改善方法
意識の問題が8割
「意識し続けるしかない!」というのが正直なところです。
電子ドラムで普段練習している人は、目の前の見える位置に
「真ん中を叩け!!」
って、習字かなにかで書いたものを貼り付けておいてもいいと思いますし、スネアの真ん中に赤いマーカーで印をつけてもいいかもしれません(そんなのかっこ悪すぎですが、教室のスネアドラムをそうしてしまおうかと本気で迷っています。)。
セッティングが悪い
あとは、そもそものセッティングが良くないというケースもあります。
ハイハットやスネアなどの設置場所には正解がなく、人それぞれ理想の位置というものが存在します。
椅子だけのエアドラムで構えた場所が自分の理想の位置とレッスンではよく言っていますが、真ん中を叩けていないということは自分の理想の場所に(主に)スネアがないという意味かもしれません。
椅子の高さ含め、セッティングを重要視していない人は多いです。
しかし、セッティングにこだわることはとっても大切です。
太鼓の真ん中を叩ける叩けないの話だけではなく、気持ちよく叩けるか叩けないかテンションに関わることでもあります。
感情に左右されるのはよくないですが、我々は人間です。
生楽器を演奏する以上、感情は切っても切れない関係だと思いますので、少しでもいいテンションを出せるようにセッティングは毎回慎重にすることをオススメします。
それがあなたの理想の位置なので、なるべく近づけてみよう。
まとめ
ドラムといったらビートをイメージする人が多いのか、音色に注力する人が少ない気がします。
しかし、ドラムもギターやベースと同じ楽器です。音色にこだわることはとっても大切なことです。
音色にこだわり、ライバルと差をつけましょう!!
そして、いい音色を出すために練習しなくてもすぐにできることは太鼓の真ん中を叩くこと!
これを頭に叩き込みましょう!(ドラムだけに)